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マッターホルン登山の難易度

マッターホルン

天高く突き出した、険しくも美しい山容は、世界中の人々を虜にしています。
標高は4,478mで、ピラミッドを思わせる独特の地質・地形であり、地球の長い歴史の中で氷河の作用によって形成された、奇跡の山と言えるでしょう。

そんなマッターホルンの切り立った北壁は、アイガーおよびグランド・ジョラスと合わせヨーロッパアルプスの三大北壁と呼ばれています。熟練の登山家でも苦戦するルートです。

一番優しいルートなら、近年ロープや山小屋の整備、ガイド登山などにより、登頂は比較的容易になりました。

マッターホルンを臨めるハイキングや登山コースは、ツェルマットを始めとしていくつもありますが、せっかくならマッターホルン登山にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

マッターホルンは誰でも登れる?

マッターホルン登山と言っても、平均45度の岩壁の登下降、4000峰の薄い空気、厳しい気象条件をクリアしていく必要があります。決して素人が登れる山ではなく、登山というよりクライミングや岩登りの要素が大きいハードな山です。
また、遭難や滑落事故も起こっている厳しい場所です。
必要な準備・トレーニングをして、天候に恵まれた時に山頂に立てるのです。
その達成感は何物にも代えがたい感動を与えてくれるでしょう。

マッターホルン登山に必要な体力は?

一番優しいヘルンリ稜ルートの場合。
標高差1218メートルの岩稜ルート=1時間に高低差300〜400m程度を、約4時間連続で登れるぐらいの体力が必要です。往復で10時間以上の登下降をこなすことになります。
厳しい気象条件でのマッターホルン登山は、スピード=安全です。
さらに、ガイド付の登山をする場合では、休憩をこまめに入れるような歩き方はしません。
3~4時間連続して歩き、5分程度の立ち休みのあと再び歩き始めるということもあります。
状況によっては全く休憩を取れないこともあります。

標高が高いため、体調や体質によっては、ベースキャンプとなるヘルンリヒュッテの山小屋(標高3260m)に上がっただけでも高山病の症状がでます。
マッターホルン登山本番までと、当日の体調管理も重要です。

マッターホルン登山に必要な技術は?

①一番優しいヘルンリ稜ルートで、ヨーロッパ基準でAD :Assez Difficile 、日本基準では3級程度の岩場に対応できることが必須です(ロープによる確保を要す)。
普段から岩登りの練習をしていて、三点支持がきちんとできれば問題はありません。
室内のクライミングジムでのトレーニングも良い練習です。
垂直な岩壁の上り下り、ロープの使用に慣れておきましょう。

②頂上の氷雪地帯(岩と雪の混合地帯)を歩きこなす技術が必要です。
12本爪の本格的なアイゼンを使いこなし、単独の場合にはピッケルワークも必須です。
単独、ガイドなしの場合は迷い安い箇所もあるため、ルートファインディング能力もあることが前提です。