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マッターホルン ガイド登山とツアー情報

憧れのマッターホルンに登る方法

マッターホルン登山に最も適した時期は6月終わりから9月中頃までの真夏になります。
この時期は頂上付近の雪がなくなり、比較的容易に登ることが出来ます。

相当な技術、経験、ルートファインディング能力のある方を除き、単独でのマッターホルン登山はかなりのリスクを伴います。そのため、ガイド付きの登山がおすすめです。
その場合は、一番優しいヘルンリ稜ルートを登って登頂することになります。

各ガイド、ツアー会社により形態は様々ですが、
大まかに分けると現地で地元の山岳ガイドを利用する方法、もしくは日本からのパッケージ型のツアーに申し込む方法があります。

地元の山岳ガイド登山の特徴

なるべく費用を抑えたい方にオススメなのが地元の山岳ガイドによる登山です。
約1000スイスフランから申し込めます。
英語も最低限の単語さえ分かれば、ガイドとのやり取りは問題ないでしょう。
事前にネットでの申し込み、もしくは現地で直接申し込みます。

例えばツェルマットアルパインセンターはツェルマットの街中にあり、スキーやハイキング、登山に関する情報案内を行なっています。ここに問い合わせれば、スイスに到着後でもスムーズにマッターホルン 登山の行程を組んでくれます。

ガイドとは基本的にマンツーマンで登ります。
申し込むとまずはテスト登山があります。
ブライトホルンなどの4000m級の山のバリエーションルートを登って、高度順応、岩と雪ミックス地帯、ナイフリッジなどの総合的な技術を見られます。
この時点でガイドが不可能と判断した場合は下山を余儀なくされます。

登頂日は早朝にヘッドランプを付けて出発します。
ガイド付きの登山者から順番に出発できるので、混雑を避けられるというメリットもあります。

マッターホルン登頂自体は1〜2日で済みますが、こうした事前のトレーニングも含め、最低でも4日間程は日にちを確保してほしいものです。天候も考慮すると、できれば1週間、余裕のある方なら2週間程度確保できると、登頂の確率が断然アップします!

日本からのパッケージ型のツアーの特徴

現地の山岳ガイドを付ける場合もあれば、日本語の話せるガイド付き、日本人ガイド同行のツアーなどもあり、各ツアー会社によって様々です。

日本からのツアーにすると、費用は100万円前後とかなり高額になります。
基本的には日本出発から帰国までの行程が全てセットになっています。
その分、航空券や宿泊施設、山小屋、現地交通手段の確保など、面倒な手続きはほとんどツアー会社に任せられるので、お金に余裕のある方はツアーを利用するといいでしょう。
日本語で全てやり取りできるのは楽ちんです。

地元の山岳ガイド登山とは異なり、登山の保険も充実していたり、中止になった際のプラン変更や一部返金など、柔軟に対応しているツアー会社も多いです。
日程も個人に合わせた多彩なプランを楽に組めるところも魅力です。
英語が苦手な方は、日本人ガイド同行のツアーに申し込めば安心ですね。

事前のテスト登山は無い場合もあります。
地元のガイドは事前のトレーニング・高所順応を義務づけたいとしています。
こちらも自身の力量をよく考えて、日程にも余裕を持ったプランを組みましょう。